神楽坂パンゲアとかいうライブハウス?の思い出

もう20年くらい前の話なんだけれど、ふと思い出したのよ。

当時私はヘタウマなバンドをやっていて、関内とか渋谷とか原宿とか色んなところでライブをやっていたのよ。

そんな時、どういったきっかけだったかは忘れたんだけれど、神楽坂パンゲアでライブをやることになった。

パンゲアは本当にライブハウスなのか、スタジオなのかわからない雰囲気で、たぶん働いてる人は住み込んでいた。

パンゲアでのライブはそれなりに終わったある日、パンゲアのオーナー?だという人から、僕らのパントをべた褒めする留守電が入っていた。インディーズでデビューしないか的な。

若い僕はもちろん嬉しくて、翌日あたりに電話をかけ直したんだ。そしてら電話に出たお兄さん(ロン毛、ライブやった時に面識あり)が、はっきりとは断らないんだけれど…要約すると、うちのオーナーに最近はあまり良くない噂があって、特に若い子たちに嘘をついてお金を得ているんだと教えてくれた。つまり詐欺。

若かった私はショックを受けた。そして、それからしばらくしてパンゲアは消滅した。たぶん金だけ集めていて、それを持ち逃げするような形だったのだろう。それをお兄さんが立場上直接は明言できないけれど、遠回しに教えてくれたんだと思う。

今になって思う。あのお兄さんは元気だろうか?名前は忘れたけれど、顔は覚えているんだ。

若いというだけで騙そうとする大人から、身を挺して守ってくれた人。その後、どうか幸せな人生を歩んでいて欲しい。