インディペンデントレーベル (2001/10/05)
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なんというか、ね。遣る瀬無い、という言葉が当てはまるのかな。そんな感じのアルバムです。暗い気分の時に聞くにはかなりオススメではあります。
今にも落ちて来そうな空の下で
なんというか、ね。遣る瀬無い、という言葉が当てはまるのかな。そんな感じのアルバムです。暗い気分の時に聞くにはかなりオススメではあります。
ローファイな音が好きですが、The Ampsの存在はまさにローファイ。主題曲「Pacer」は誰も真似の出来ない名曲だし、アルバム全体の完成度も最高です。なにがいいって、温かい雰囲気がすごくにじみ出ていて、演奏や音はローファイで・・・。これまた聴いてみてくださいとしかいえません。
ところで、ずいぶん前にヌードルスのライブに行ったときに、この「Pacer」がSEに使われてました。ボーカルギターのヨーコさんが好きな曲らしいです。妙に納得したものでした。
はい、Red Hot Chili Peppers の John Frusciante のソロアルバムです。これをリリースした当時はジョンはレッチリにいなかったけどね。
んで、内容的にはアレです、狂ってる。とにもかくにもオリジナルではあるけれどこれは狂気です。個人的にはその「狂ってる具合」がなんともいえず大好きですけどね、賛否両論ありそうな作品なわけで。レッチリのジョン、と思って買うと痛い目に遭いそうな。何度も書くけれど、なにせこのアルバムは「狂気の沙汰」です。このアルバムも本人曰く「ドラッグ買うためにリリースした」らしいので。まあリリースの理由がどうであれ、彼は一応ソロアルバムをリリースしたという事実だけが残ったわけです。
ジョン・フルシャンテという人物の一面を知るにはやはり聴いておくべきでしょう。でも、過度に期待して聴くと色んな意味でショッキング。
初めて聴いたのはどこだったのか覚えていないけれど、イントロを聴いて「もったいないから後は家でしっかり聴こう」と思った作品がヌードルスの「夢の奥のもっと奥」。このミニアルバム(当時はマキシシングルとは言わなかった)以降、ヌードルスに没頭していくのであった。この数年後、メインでライブを行っていた横浜CLUB24でヌードルスのベースのイクノさんと会う機会があるとは当時知る由も無く・・・。
ヌードルスといえば「切なさ」と女性バンドらしかぬ(失礼?)パワフルさとバンドの一体感。表題の曲はヌードルスの存在感を十二分に伝える「切なさ」に満ちている。
当時、弁天レーベルのバンドの中では異色でした。
「墓場に持っていくとしたらどのCD?」や「葬式で流すのはどの曲?」と聴かれたらこう即答するようにしてる。「墓場に持っていくのはNIRVANAのIN UTEROで、葬式で流して欲しいのはNIRVANAの Heart-Shaped Box」。これは死んだら必ず実現して欲しいし、死にそうになってかつ遺書が残せる状態なら必ず遺書に残すことにもう決めている。
音から詩、全てもう何者も寄せ付けないくらい好き。陰鬱とした感情、怒り、悲しみ、皮肉、希望と絶望・失望・・・あまりにも全ての感情がこもり過ぎていて・・・これも理屈は書けないけれど、ただ聴いてもらうしかない。
「人生を変えた1枚」という評価をする人が非常に多いと思われるこの作品。私にとってもNIRVANAとの出会い、Kurt Cobainの作品との出会いはまさしく「人生を変えた」に繋がると思う。本格的にバンドに没頭したのもNIRVANAがきっかけであり、高校卒業後1年間の「ほぼ無職期間」の支えになったのも本作。smells like teen spiritのリフを延々と弾き続け退屈で死にそうなくらい苦痛な日々を過ごしたものです。
何の理屈もいらない。聴いてみてください。
The Cardigansは晴れ晴れした天気も似合うけれど、雨や曇りも似合うような気がする。ということで今日の天気(本当は昨日のような雨)を音で表したらこの曲(歌詞は関係ないけどね)。
The Cardigans – Sick & Tired
そのスピード感と悲しさ、少しの甘さが大好きな曲です。名曲でしょうね。