BINDのバージョンを調べる&隠す方法

 検索いただいたフレーズを基に、情報を追加していくコーナー。
 今回いただいたフレーズはこちら。

bind バージョン 隠す

 推測するならば、BINDのバージョンを隠す方法ということになるだろうか(そのまんま)。
 まずは調べる方法から。

 nslookupで調べる場合は、

nslookup -type=txt -class=chaos version.bind xxx.xxx.xxx.xxx
※xxx部分は対象となるDNSサーバのIPもしくはホスト名

 例えばBIDNのバージョンが9.2.1なら、結果は下記の通り表示される。

version.bind text = “9.2.1”

 一方、digで調べる場合は、

dig @xxx.xxx.xxx.xxx version.bind chaos txt
※xxx部分は対象となるDNSサーバのIPもしくはホスト名

 例えばBIDNのバージョンが9.2.1なら、結果は下記の通り表示される。

;; ANSWER SECTION:
version.bind. 0 CH TXT “9.2.1”

 BIND側でバージョンを隠したい場合は、named.confに下記オプションを指定するだけで非表示にすることができる。

version “”;

 ””の中は適当な文字列でも良かったりする。例えば”sirane-yo”にすると、

;; ANSWER SECTION:
version.bind. 0 CH TXT “sirane-yo”

 のように返される。

 変な文字列にしておいても別に意味はないので、どうせなら””で非表示にしておくのが良いかと思われる。

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