キャリアについて考えてみる

現職で中間管理職になってはや一年半くらいなんだが、最近は採用面接を行うことが多くなった。

人様のレジュメを拝見していて、時に私が判断するなんて、至極おこがましいと思うことすらある。

だってみんなすごいんだもん、学歴とか資格とか英語とか。マジで優秀なんだもん。頭よさげなんだもん。

で、見る側になって分かったことは、着実にキャリアを積み上げてきている人と、時代に振り回されてるんだかなんなんだか分からないがキャリアを全く積み上げていない人と、コンフォートゾーンにずっと居続けることで地位安泰に勤しみつつも、それが諸々の事情で崩壊してしまった人がいるなあと。他にもたくさん。

ストーリー性があって、着実にキャリアを積んできた人ってのは、恐らく成長し続けてきたであろう人であり、今後が楽しみな人でもあって、一緒に働くのなら僕はそんな人がいいと思ってる…んだが、なかなかそーいう人がいない。

何でだろうって考えてみれば、たぶんこれまでその場その場でのチャンスをモノにしていないか、そういうアピールが下手なのかのどちらかだと思う。

こんなこと書くとそもそもそんな成長機会何てないよっていう意見も聞こえてきそうだけれど、成長機会って会社や上司や誰かに与えられるケースも、自分から作り出したり望んだり奪ったりするケースもあるんじゃないかなあ。

もし成長機会が全くないんだったら、それこそキャリアアップのタイミングだよ。

停滞は後退と同じなんだよね。そう考えると人間って生まれてから死ぬまでずーっと進み続けないとならないわけで。ぬーん。

かったるいけど、やむをえまい。

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