あまり有能ではない人とどのように向き合うか

私自身が有能だと言いたいわけではないのだが、少なくとも物事を自分で考えて前に進めるという、最低限の能力は備わっている。

だが世の中にはこの「自分で考える」という思考が一切抜けている人がいるもので、そのような方は、常にお伺いを立てないと前に進めないようだ。

自身の考えに自信が持てなくて前に進めないのか、責任を持ちたくないだけなのか、そもそも本当に考えるという能力が欠落しているのか…そのどれでもないのか分からないが、この自分で考えられない人、言ってしまえばあまり有能とは言えない人に直面した時に、私たちはどのように向き合えば良いのだろうか。

私の結論は「そういう人は無視して良い」だった。

むしろ考えられない人にとっては、どう思うのかを聞かれること自体が苦痛のようだ。質問攻めになってしまううえに、明確な答えは得られない。ならば傍若無人とも思しき所業をもって、その人を嵐に巻き込みつつ前に進む他ないのだ。

これが若い人ならば教えてあげるという選択もあるだろうが、相手は自分より年上だったりするわけで、これまでずっとこの状態で過ごしてきた人ならば、育てる対象としてはもう遅い。

巻き込むのは良いとして、最終的にこのような人を上手く活かす方法って何なのだろう?例えば指令を行い、手足となってもらう以外に、本当に価値はないのだろうか?そして、本人はこれでいいんだろうか?

などと疑問は尽きないが、人のことを考えていたところで何も解決に至らないため、これはもう必要悪だとか、家来だとか、部下でもなんでもない人のことをそう思いながら、もう着いてきてもらうほかない。

着実に前に進むことでのみ、その道は開ける。

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