需要の高さに甘え続けてはならない

市場への参入障壁が高いなどの理由で、プレイヤーが顧客需要と比較して少ない場合、当然に売り手市場になる。

この場合、さして競争優位などを持たない普通のサービスやプロダクトであっても、あるいは品質的に優れていなくとも、そこそこ売れていくものである。いわばバブル景気だ。

それをわかっていて、危機感を持って次の需要を探す、あるいは開拓するなど、次に備える活動を行う場合と、そうではない場合が、企業にとっての将来を分けるものだと考えている。

高需要は長く続かない。ゆえに、稼げるうちに稼ぎ、その稼ぎを持って次の稼ぎを作り出すために投資する。

そのサイクルを回していくことも、企業経営のごく基本的な、そして重要な活動に違いない。

大切なことは、今ここを十分に知り、今ここに集中し、そしてその先にあるものを読むというよりも、自ら創り出すことなのだ。

また、どんなに良いプランであっても、結果が出なければ意味がない。現状に甘んじず、あくまで結果を追い求める姿勢は、経営者の資質として問われるものに違いない。

と概ねわかっていても、なかなか次の一手が思いつかないんだなも。であれば商機を掴み続けるしかないんだが。

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