スラヴァ・ウクライナ

広島という、世界平和を考えるうえでは最も象徴的な街にて開催されたG7が、幕を閉じた。

誰しもの印象に残ったところかもしれないが、かつての大戦における連合国と枢軸国とが、その凄惨な過去に悲観せず、足並みを揃え、広島の地で平和を願うというのは、まるで映画のような現実であり、この平和への願いが、いつか子どもたちが学ぶ歴史の教科書に記される日がくることを私は願う。

ロシアによるウクライナ侵攻や、中国による覇権主義の拡大、サイバー攻撃で外貨を稼ぎつつも、ミサイルを打ち上げまくっている北朝鮮など、隣国に様々な脅威を抱えている日本。

そして、それらの脅威は日本のみならず、ロシアによるウクライナ侵攻を起点として、ヨーロッパ諸国に、ひいては世界各国にとっても大きな脅威となっている。

ゆえに私たちは、ウクライナを守らなければならないのだ。世界各国からの支援によりウクライナを守ることができれば、それは世界平和のための、新しく蓋然性のある枠組みとして、今後の世界平和に寄与するものとなるはずだ。

漫画、沈黙の艦隊では、主人公である海江田四郎により、各国の原子力潜水艦が保有する核兵器を抑止力として、世界に秩序ももたらそうとする構想が描かれた。

漫画ならではの発想あり、現実的には難しいと思っていたものの、いまウクライナに各国が兵器を供与し、その防衛力を持って秩序を保とうとする取り組みは、少しだけ似ている部分もあるのかもしれない。

そんな沈黙の艦隊が今年実写映画となる予定だが、ポリコレ対応なのか、速水が女性になっていた時点で、実写版の雲行きが実に怪しい。大丈夫か?

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