日本、中国などの故事を題材として、指導者たる者にとって大事なこととは何か?を102の事例を基に、語り口調で、至極分かりやすく丁寧に教えてくれる本です。
企業や団体、家庭における立場上の指導者(リーダー)のみならず、人間みな自らの指導者であるわけですから、どんな方が読まれても宜しいかと思います。
読んで改めて歴史を振り返ってみると、古来よりたくさんの成功事例・失敗事例があることが分かります。もちろんその時代、その人における事例ですので、すべての事例が現代社会にそのまま通用するかといえば、それは違うかもしれません。また、故事の解釈も人それぞれで、本書も松下幸之助氏の一つの解釈です。
但し、故事を踏まえての視点の変化・客観視は、新しいアイデアを導き出し、現状を打開するための一つの有効な手段ですので、その点では非常に有意義な「気づき」のある本でした。
