イブラヒムおじさんとコーランの花たち

イブラヒムおじさんとコーランの花たち
ハピネット・ピクチャーズ (2006/04/28)
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解説: 一時引退していた『アラビアのロレンス』の名優、オマー・シャリフのスクリーン復帰作。孤独な少年と、心優しき老人の交流がほのぼのと描かれる。共演は本作がデビューとなるピエール・ブーランジェ。ベテラン俳優相手に堂々と思春期の少年の心の揺れを熱演してみせた。パリからスイス、アルバニア、ギリシャを回り、トルコへと向かう旅の途中で、人種も世代の壁も超えた信頼関係を築いていく2人の姿が共感を呼ぶ感動作。

1960年代のパリ。13歳のユダヤ人の少年モモ(ピエール・ブーランジェ)の父(ジルベール・メルキ)が突然家出する。一人ぼっちの彼を助けたのは、トルコ移民のイブラヒム(オマー・シャリフ)だった。 (シネマトゥデイ)

 フランス映画。老人と少年の組み合わせがどうしてもニューシネマパラダイスを連想してしまうのだけれど、比較してしまえばそこまで及ばず。国も違うし、訴えているもの自体が異なるので、比較しても仕方がないんでしょうね。

 人生とは何か、ということをおじさんは「コーランの教え」を通して少年に伝えていくのですが…おじさんが序盤から突っ走りすぎ!少年とおじさんの出会いはいいとして、その後急激に親密になるあたりが「え?」と疑問に思わずにいられない。その後もやさしく静かでありながらも内面では猛烈に突っ走っていて、仕舞いには…。

 最後は感動シーンのはずが、感動どころか「ちょ、ちょっと、ぇええ~!?」という展開に見えてしまったのが残念。こういう違和感が文化の違いからくるのか、個人的な感性の問題なのか、単にそういう脚本なのかわかりませんが、私はどうも胡散臭く感じてしまったのでした。