SCI FI TECHで面白い製品が紹介されていました。
‘Blind camera’ takes other people’s pictures
Blinks & Buttons ‘Blind camera’
どんな製品か単純に言えば、
・カメラにはレンズはない
・シャッターを押した時間が記録される
・Flickrなどのオンラインフォトサービスからシャッターを押した時間にどこかで撮られた写真を取得する
・その写真が写る
といった製品です。詳しくは、動画をどうぞ。
簡単に言えば、カメラは時間だけ記憶して、その時間に撮られたどこかの写真が勝手に写るんですよ、カメラに。
通常のカメラは瞬間・時間を切り取ることができるツールで、写真は切り取った瞬間と時間を表示することができる素晴らしいアイテムですが、このブラインドカメラは、あくまで時間を切り取ることに注力していて、見たものが写る、という写真のコンセプトを否定しているかのようにも思える商品なのです。
そのコンセプトが素晴らしく斬新に思います。気がつきそうで、誰もこんなこと気づきませんでしたね、これは。
実用性?撮りたいものを撮りたい?そりゃそうでしょう。でも、このカメラでは撮りたいものを撮る、という意味では実用性はありません。何度シャッターを押しても、誰かが撮った写真が表示されてしまいます(笑)。それじゃああまり意味無いよ、といえば、その点では意味がないのかもしれません。
ただ、時間を切り取っているんです。そして、切り取った時間に関する意外なものが舞い降りてくるんです。その意外性であったり、不特定多数の第三者と「今この瞬間」の共有感が味わえるという意味では、素晴らしいと私は思います。
もちろん、表示させる写真のカテゴリ分別とか、規制とか、運用面のことを考えると問題もありますけれどね。