絵を保存してくれる酒屋の夢

こんな夢をみた。

都内の某所に、とても古くて大きな松の木がある下町があった。樹齢数百年の厳かな木だ。

松の木は交差点のすぐそばにそびえ立ち、その松の木から少し路地にはいると、木造建築が並んだ昔の街道街のような街並みになる。そこには松の木の所有者でもある、古くて大きな酒屋がある。

酒屋の二階にあがると、そこは思い出の保存場所だった。思い出といっても、思い出を絵に描くのだ。保存して欲しい思い出を、保存して欲しい当人が描き、乾いたら表面にノリ状のモノをペーストし、ラッピング加工する。ラッピング加工された絵は、酒屋の責任をもって永久保存する。

だから酒屋の二階は思い出の宝庫で、そこにはたくさんの人々により、
様々な手法をもって描かれた絵が、所狭しと積み重ね、広げられていたのだった。

消したくない思い出を絵としてアウトプットし、保存する。そんな昔ながらの手法に、僕は大きな感動を覚えるとともに、絵描きたいな、と思いながら目を覚ました。