お世話になっているIT関連会社のボスは昭和9年生まれ、戦前生まれです。
今日は偶然にも戦争当時のお話をお伺いすることが出来ましたが、疎開の様子、軍部からの配給についてなど、情景が目に浮ぶかのごとく、見事な語り口でした。まさに「経験者は語る」ですが、僕ら戦後世代がどんなに頑張ったところで、こればかりは真似することができるものではありません。でも、語り継いでいかなければならないことですよね。
実際に戦争を体験された方々も、ほとんどが高齢です。いずれ生の「戦争当時のお話」を伺うこともできなくなる日がきてしまいますので、悲惨な戦争を二度と繰り返さないためにも、今のうちにたくさんの方から戦争にまつわる「声」を聞いておかなければならないように思います。
うちの亡くなった祖父は満州に出征していたことを僕が小学校の頃に話してくれました。でも、当時小学生の頃の僕は、それ以上の詳しい話を聞くことができませんでした。先入観ではありますが、戦争の話は辛い話に違いないから、という理由でなかなかこちらから聞き出せなかったように思います。無理に語ってもらう必要はなかったのかもしれませんが、家族としても、聞いておくべきことでした。このことは、後悔しています。
年数のひとくくりを10年とすると、10年後ではなく今しか出来ないこと、というものが世の中にはたくさんあるような気がします。そういったものを大事にしていきたいです。