今回取り上げてみたいテーマ:
北海道新幹線の乗車率26%に
2016年3月に開業される新函館北斗~新青森間での乗車率について、JR北海道の島田社長が最低でも1日5,000人程度利用してもらえるよう努めると発言。乗車率は26%を目指すとのこと。
この平均乗車率26%予想という数値は東北、東海、北陸、山陽、九州新幹線の中でも異常に少ない数値で、もちろん全国の新幹線の平均乗車率を下回るもの。
北海道旅客鉄道(JR北海道)の島田修社長は26日、2016年3月に新函館北斗―新青森間で開業する北海道新幹線について「最低でも1日当たり(往復で)5000人程度に利用してもらえるように努める」と話した。定員731人で1日13往復、延べ1万9006席に対し乗車率は26%となる。他の新幹線の実績に比べ極めて低い想定で、利用促進策が急務となりそうだ。
運輸審議会が北海道函館市で開いた新幹線の料金に関する公聴会で、島田社長が利用者数の試算を明らかにした。九州新幹線の14年度の乗車率は博多―熊本間が上下線で47%、熊本―鹿児島中央間が同34%だった。
現在、津軽海峡線を経由する在来線の特急列車の利用者数は1日あたり3700人。同社はこれを基に、他の交通機関から新幹線に切り替える需要を見込んで推定した。
現状の在来特急の利用者数平均が一日あたり3,700人に対し、新幹線では5,000人の利用を見込んでもなおこの数値。もともと在来特急に乗っていた方々全員が、新幹線に切り替えても足りない。その前提でなぜ5,000人に予想を増やしたのかについては、理解できないところ。
あえて現状の「新函館北斗~新青森間」で、乗客数を増やし、かつ乗車率を向上させる術について、少し非常識に考えてみると・・
- 運行本数そのものを減らす
これは単純で、運行本数を減らせば、乗客数が増えて乗車率は向上する。
売上はほぼ増減はないがコストは減少させることができるかもしれない。 - 車両数を減らす
車両の数を減らして、席を少なくする。結果は上記に同じ。 - 他の交通手段を廃止する or 組む
たとえば青函フェリーを廃止する。といっても青函フェリーは共栄運輸株式会社と北日本海運株式会社(日本通運グループ)との共同運航とのことで、もちろん勝手には廃止できない。ということで、この両社と乗客を奪い合わない形で、何か新しいキャンペーンはできないのかな・・と。青函フェリーはカーフェリーもあるため、顧客層そのものは一部異なってくる。 - クルーズトレイン化
JR九州のななつ星のようなラグジュアリー化。これは新幹線である意味がなくなるのでNG。 - イベント系
車両内イベント。スポットでの乗車率向上、売上貢献にしかなりませんのでNG。
こんなところで。