熊本県で発生している豪雨災害が心配だ。とても他人事には思えない。
特にこのコロナ禍によって、飲食や観光など様々な面で影響を受けていただろうし、夏の蒸し暑さが徐々に出始めてきた頃でもあり、避難所生活は大変な苦労に違いない。2016年の熊本地震の影響だって、まだ残っているだろうに。
とても他人事に思えないのには、他にも理由がある。それは、私にとっては必ず行かなければならない街のひとつだから。人吉には日本100名城の一つ、人吉城があり、私は必ずそこに訪れなければならない。
訪れるタイミングによっては、今回の豪雨被害を受けたかもしれない。そう思うとやはり他人事ではない。また、世の中で起こっている様々なことを、自分事に置き換えて考えることは、人が生きていく上で非常に重要なことだ。
その意味では、日本各地・世界各地で起こっていることを他人事と思わないようにするためには、その場に訪れたり、あるいは学ぶことによって、身近なものとする経験こそが大事なのだ。
なお、人吉市への支援としては、ふるさと納税による支援策があるようなので、微力ながら支援することにした。現時点では、2,117件、26,885,102円の寄付金が集まっているようだ。
球磨川は上流から下流にわたって11カ所が氾濫。各地で道路の寸断や土砂崩れが発生し、集落の孤立が続いている。西日本新聞の調べでは、少なくとも1市2町4村の51地区で958世帯が孤立。球磨村は道路が不通で、78地区1432世帯の村全体で孤立に近い状態が続いているという。
被災地は熊本県南部の球磨川流域であり、人吉の他の地区にも支援が必要となっている。この災害に対しては、すでに Yahoo!基金 もスタートしている。