Afterコロナにならない世界線のお話

新型コロナウイルスについて、みんなどんなふうに考えているんだろうか。

来年2021年に東京オリンピックが延長されたり、多方でワクチン開発が急速に進められていることもあって、わたし達パンピーの意識の中には、なんとなく来年まで頑張ればこの騒動も終息するんじゃないか、みたいな感覚があるように思う。

一方、私のなんとなくな直感では、このコロナウイルス騒動が終息するのには相当な年月を要する気がしてならない。医学的・疫学的な根拠は全くないが、最終的には人類が集団免疫とやらを獲得して、このウイルスを克服するしかないんじゃないかとも思う。過去に人類が繰り返してきたように。

ではAfterコロナにならなかった世界線では、何が起こるんだろうか。これも漠然と妄想してみたい。そう、なんの根拠もないので妄想です。

1. 透明なマスクが発売される
マスクの着用が常態化するにつれて、パネマジやゲレンデマジックならぬ、マスクマジックによる一定の被害が生じ始めることに対して、透明のマスクが開発され、特に10代〜20代の間で大ヒットする。特徴は通気性に優れている点であるが、欠点はマスクとしてのフィルター効果がほとんどない点である。

2. 地方のシャッター街が見事に商店街として復活する
ソーシャルディスタンスの観点や、リモートワークが普及するにつれ、東京への人口集中が緩和され、地方経済が活性化する。大型ショッピングモールは廃業に追い込まれることで、シャッター街などと揶揄されてきた地方の商店街が見事に復活を遂げる。

3. 祭りがなくなることで村八分がなくなる
密を避ける意味で祭りが行われなくなる。祭りの実行によって無理やりに形成されてきた無駄な人間関係がなくなり、全員が全員と疎遠になっていく。これまでの村という境界防御が崩壊し、家単位でのマイクロセグメンテーションが進んだ結果、村八分がなくなる。

4. マスクをつけた大仏が建立される
人類の無病息災を願うべく、マスクを着用した大仏が群馬県館林市に建立される。だが館林といえば富士通のデータセンターといったイメージが強いIT業界の人材に煙たがられ、参拝に訪れる人は少なかった。

5. コロ神様を祀る新型コロナ教団が爆誕する
全人類共通の敵である新型コロナウイルスを「コロ神様」として讃える集団が自然発生し、結果として教団を形成する。その不謹慎さから大きな批判を受けるが、リモートワークを続けたい一部のサラリーマンや、毎日でも酒を飲みに行かないと気が済まないというアル中から熱烈な支持を受けるなど、社会問題にも発展し、内閣総理大臣が苦言を呈する事態になる。また、彼らは反マスク主義者とも呼ばれ、新型コロナウイルスへの感染者数を増加させるに至ったため、後世にその悪名を残すことになった。

ちなみに私は、最近、近所の神社にお参りに行くたびに、「早く新型コロナウイルスの件が終息し、またみんなが笑顔で日常を送る事ができる日々が来ますように」とお祈りしています。

頻繁に神社に行くとわかることは、祈祷で長居する人が意外と多いということ。今はみんな同じような願い事をしているんでしょうね。

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