子供の頃に何故か起こったビー玉ムーブメント

今思えば、子供の頃に何故あれが流行ったのか謎だというものがあって、その一つがビー玉を使ったギャンブルのようなものである。

そのムーブメントが起こった場所は、東京都目黒区にかつてあった西友の裏にある公園である。私たちはそのまま「西友の裏の公園」などと呼んでいたが、実際の正式名称は異なる。

遊び方はこうだ。

まず砂浜の中で、なだらかな砂山を作る。そして砂山には、ビール瓶などの瓶の蓋の裏側を上向にし、いくつか埋め込む。砂山の上からビー玉を転がして、ビー玉がすな山の間に埋め込まれている瓶の蓋(裏返したものなので凹んでいる)に入れば、その入った箇所の点数に応じてビー玉がもらえる。つまりパチンコやスマートボールを砂山で実現して、景品はビー玉というわけだ。

砂山作りはより創意工夫が繰り返され、職人技となっていく。ビー玉を上から転がすだけではなく、砂山の上部に日本酒瓶の蓋(凸型である)を埋め込んで、そこにビー玉を当てて転がすというルールも生まれた。

この遊びが地元の子供達の中で異常に白熱して、私も狂ったように遊んでいたし、当時地元の文房具屋はビー玉がバカ売れして儲かったんじゃないかと思う。

そしていつのまにかブームは去り、その遊びは職人技を含めて途絶えた。まあギャンブルだよねとは思うんだが、あれは本当になんだったんだろう。誰が流行らして、何故廃れてしまったんだろう。記憶が曖昧なので、なにか学校から中止令が出されたとかかもしれないが、今となっては定かではない。