タイ出張な日々 – DAY2 – Rojana Industrial Park

 日中は仕事三昧。あ、そうだ、お客さん先のカフェテリアで缶コーヒーを飲んだ。砂糖量が3倍くらいあるに違いない…てくらい甘かった。マレーシアで飲んだコーヒーを思い出した。暑い国の人って甘い飲物が好きなのかな。相変わらず、この国でもMiloはポピュラーな飲み物。

 出張先のアユタヤは世界遺産として有名だけれど、その遺跡などがある中心地よりちょっと離れたところに、Rojana Industrial Park(ロジャーナ工業団地)という大規模な工業団地がある。住金工業とRojana Industrial Park Public Co.,Ltd.との合弁企業が運営している模様。

 今回の仕事場はこのロジャーナにある某企業の工場内。この工業団地には多くの名だたる日本企業が居を構えている。例えば沖電気、ニッポンハム、ニコン、キヤノン、日立…。そして、ここにある工場で勤務するタイ人が住む団地(マンション)も点在。出向されているお客さんに家賃を聞いたところなかなか良い物件で6,000バーツ/月なんだとか。日本円にして18,000円程度。アユタヤはバンコクに比べて田舎とはいえ安いね。とはいえ彼らの所得は日本とは比べ物にならないくらい安い。物価も比べ物にならないくらい安いけれど。

 まさに日本企業が雇用を生み出している現場を目の当たりにすると、なんだか感慨深いものがある。それが良いことなのか悪いことなのかは視点によって変わってくるんだろうけれど、雇用を創出していることは事実なわけで、その点からいえば良いことであるといえるんじゃないかな。仕事もなく、収入減もないことに比べれば。

 彼らは朝早くから働く。団地には通勤用のカラフルなバスがローテートしているらしい。そのバスが妙にカラフル。タイ人好みな感じ。バスの側面のデザインは、許可なんかとってなさそうなディ○ニーな絵やら、ドラゴンボー○の絵やら意味不明の絵やらで多種多様。7時頃は通勤ラッシュの時間で、こういった通勤バス、通勤原付(カップルでノーヘル通勤とかもあり)、乗用車で埋め尽くされる。車線変更は強引なんだけどそれでもうまく回っている。スピードもガンガン出す。

 この国の交通法規はやっぱり分からない。

 仕事後、昼ご飯は蔵活という日本食のお店にお客さんが連れて行ってくれた。日本出向者向けに存在していると言っても過言はないお店で、値段設定は現地にしては高め(だいたい1食200バーツ以内)。でも日本で考えたら安め。

 味は普通に日本食ですよ、と聞いていたんだけれど、本当にその通り、普通に美味い。普通に美味いという表現は日本語のセンセーや大日本帝国時代を生き抜いた方々に怒られそうな表現だけれど、ふつーにうまい。これ以上のボキャブラリーがございません。

 これもお客さんから聞いた話なんだけれど、タイの人は男性より女性のほうが真面目に働いているみたい。じゃあ働かない男性がなにやっているかというと、それはよく分からない。何しているんだろう。工場内の男女比率はおそらく7:3もしくは8:2くらいで女性が多い。ゆるーく仕事をしていそうで、実際にはしっかり仕事をしているような、不真面目そうで真面目そうな、そんな不思議な印象をタイの方からは受ける。少なくとも女子の勤勉性でいったら日本人のいわゆる腰掛けOLは敵わないんじゃなかろうか。

 工場内で働いている方は、みんな人当たりが良くて、良く微笑む。さすが微笑みの国。でもみんなちょっとシャイ。女の子はそんなところがより可愛く見える。

 夜はアユタヤのライトなお店とディープなお店にお客さんが連れて行ってくれた。ライトなお店は川沿いにあるタイ料理屋さん。日本ではビール嫌いなのに、シンハービールが美味く感じる。酒は場所を選ぶね。トムヤムクンは辛酸っぱい。蟹・海老は何度食べても美味い。ディープなお店については割愛するけれど、カラオケ歌うところね。ここでだいぶタイ語覚えた。

 旅の指さし帳がこんなに役に立つとはね。使ったことのない言葉を使うこと言うことは、楽しいことだし、なにより相手も喜んでくれる。日本人だって、日本にいるのに多国語で話しかけられるより、一生懸命日本語で話しかけてもらえたほうが嬉しいし。

 物事を相手に伝えるにあたっては、伝える気持ちがなによりも大切だ。