城攻め:土浦城

土浦という地名に対して、なんとなくヤンキーのイメージしか抱いていなかった人は、私です。これは偏見でしかないが、概ね間違ってないのではなかろうか。

さて土浦城。今は亀城公園の名で公園として整備されている城。今は続日本100名城の一つに認定されている。

古地図を見る限りではかつては南北を流れる河川より堀に対して水を息入れるなどして、見事な防備の城であった模様。いくつかの河川は埋め立てられたが、今もその地形からは、往時の縄張を窺い知ることができる。

廃城後、何度かの移築を経て元の場所に納められた櫓門が現存しており、見どころの一つとなっている。

その他、本丸には櫓を復元するなど、少なからずとも整備に力を入れている印象で、居心地の良い公園であった。ちなみに昼間なのでヤンキーはいなかった。

土浦の街に関して補足しておけば、江戸期はもとより、近代では80年代など、かつては賑やかだったが今は寂れちゃった感が強い。よ地方都市にはよく見られる昭和の風景が、今も現存している。

デザイン性に富んだ建造物とか。

505メートルにわたる、かつては賑わいを見せたかもしれないが今は廃れっぷりがヤバい繁華街、モール505とか。

とはいえ駅はプレイアトレとしてリニューアルされ、地域住民の憩いの場となっている。ヤンキーはいなかった。

常陸野ネストも飲める。ヤンキーはいなかった。

そう、ヤンキーはいなかったのだ。ヤンキーは絶滅したか、日中は明るすぎて出てこなかったのか、もともといなかったのかは知らないが、彼らも今となってはレアなポケモン状態なのかもしれない。

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