レビュー:キャサリン

キャサリン

キャサリンなるPS3のゲームが面白そうだったので先日買ってみた。

このゲームはパズル要素とアドベンチャー要素、恋愛にエロスにアクション要素が混じったような不思議なゲーム。ゲームは基本的にシミュレーションかロープレしか興味を持たないので、今回の購入は自分としても異例なんだ。

いざ始めてみたら、まず主人公の修羅場具合がかなり怖い。長年付き合っている彼女(結婚を迫られている)がいる主人公。バーで酔っ払い、超可愛い女の子と出会い、悪夢にうなされ、朝起きたら隣にバーで出会った女の子が寝ていた…ってのから物語の序章は始まる。それからは妊娠やら浮気現場のニアミスやら修羅場の連続で、30代独身男ならリアルに怖すぎるストーリーが繰り広げられる。

また、毎晩襲い来る悪夢のほうでは、主人公はひたすら上を目指して登り続けないとならない。下から足場はどんどん崩れ、落ちてしまうと結果として現実世界でも死んでしまう。下からは巨大化&バケモノ化した彼女が「逃がさないわよ!」とか言いながら追っかけてきて主人公をフォークで刺し殺そうとするし、まだ生まれてもいないのに巨大な赤ん坊が「パパ~」とか言いながら追っかけてくるし。これぞ悪夢、まさに悪夢。早く目覚めなければ…

緊迫した悪夢と修羅場な現実が繰り返すこのゲームで、唯一主人公が安らげる瞬間はバーでの時間。情報収集の時間であり、緊迫感や現実からやや開放される唯一の時間なんだ。酒に逃げたくなる主人公の心理を上手く描写している。

まとめ。ゲームとしてはシンプルながら奥深く、ハマり度は高い。シンプルと捉えるか単調と捉えるかで賛否両論ありそう。難易度はかなり高め。ストーリーは独身男性にとってはかなり秀逸でリアルに怖い。そして酒に逃げたくなる。

少しずつ遊んでいくのが、このゲームの楽しい進め方じゃないかな。