これまた賛否両論ありそうな映画だけれど、僕は好きだなあ。
この映画については僕は「壮大なネタ」という印象が。壮大なネタ=かなり身体を張ったギャグ(だけどそれに気づかれにくい)みたいな意味で捉えていただければと思います。別に身体を張ったシーンすなわちアクションシーンというのがメインではないんだけれど、真面目な顔して真面目なストーリーのフリしてですね、とんでもなくアホな展開を見せてくれるんですね。
そもそも登場する宇宙人が「エビ」似で「エビ」と呼ばれていて、妙に地球というか世界の犯罪都市ヨハネスブルグに馴染んでいて、地球にきたのに栄養失調で何も出来なくて、それでもって好物が猫缶(あのクニャクニャした肉みたいなやつ)だったりする。で、地球に馴染んだエビ星人を今住まわせている地区(第9地区)から別の地区に強制退去させるところで起こった事件を中心に話が展開していくんです。それも大真面目に。これはもうブラックユーモア以外のなにものでもないですよ。
ということで、杓子定規な性格で勤勉で真面目な人が真剣にこの映画を観ているのを横目に「こいつ真に受けて、ほんっとにクソ真面目だなー」と思いつつ、斜に構えて観るのが良い楽しみ方かもしれないです。