ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという、まさに名優と呼ぶにふさわしいお二方の豪華競演作。二人が演じるのは自らの死期を知った初老男性。
良い映画の条件は多々あれど、その中でも大きな位置にあるのは「自分だったらどうするかな?」という、自分と主人公の置かれた立場の置き換えが可能かどうかだと思う。で、この映画の訴えるところは「死を目前にした人の、人生の楽しみ方」という身近なテーマということもあり、すぐに作品の世界に引き込まれてしまいます。
自らの死期を知ったお二方。ここで出てくるのが「棺桶リスト」。死ぬまでにやりたいことをリストアップして、人生を最後まで楽しんでしまおうという計画。その内容として「今までの人生でやりのこしたこと」ではなく、まるで社会に出る前の成人男性が書くような「これからの人生でやってみたいこと」をリストアップする。
死が目前にあるから絶望するのではなく、死を前向きに捉える。取り戻すのではなく、切り開く感覚ですね。人生を謳歌するってのはこういうことを言うんだなー、と思うわけで。
最近人生を消費している感がある自分としては、生き方のひとつの指針になりましたとさ。