だんだん寒くなってきました。街は電飾で飾られ、すっかりクリスマスムード。厚着をはじめる人々。でもまだ息は白くならない。もっともっと空気が張り詰めて、早く息が白くなれば、街はより一段綺麗になるだろうけれど、まだまだ先のことかな。
早ければこの時期からもうつけはじめている人もいるのが手袋。でも手袋は時に悲しみを生み出すもの。なんで悲しいかって、道端に手袋が落ちまくってるから。今日の帰り道だけで落ちてる手袋を3つも見たよ。
落ちている手袋を見ると、なんだかやりきれない気持ちになる。手袋は手をつなぐために違う誰かの手袋と触れ合ったことがあったかもしれない。時には頭をなでることや、時にロケットパンチに使われたかもしれない。大切な人からのプレゼントにもらった手袋だったかもしれない。
確実に、いつか誰かの手を温かく包んだ手袋。でも、道端に落ちている手袋は、もう誰の手も暖めることはない。
そんなことを思うだけで、なんだか妙に憂鬱な気持ちになるものです。