東大寺1300年の歴史に継続するということを学ぶ

プライベートな時間に某社で行われた勉強会に参加した。この勉強会への参加が最近の月例行事となっている。

ここの勉強会は定期的に、それこそ様々な立場の方が講演するわけだが、今回は東大寺の住職さんが講師だった。テーマは「継続するということ」。

東大寺では毎年二月に実施される修二会(しゅにえ)という仏教行事があるらしく、この修二会は実に1300年の長きに渡り、毎年実施されている。

彼らはこれを不退の行法と呼んでいるんだな。つまり、退くことなどあり得ないということなんだけど、過去、実に二回ほど継続が危ぶまれ事態もあったそうな。火災による焼失ね。

それでもなおも、続けた。その理由は概念的なもので伝えるのは難しいのだが、現在が過去の蓄積で出来ていることと等しく、未来は過去から現在の蓄積で出来ている。だから未来のためを思えばこそ、過去からの積み重ねを止めるわけにはいかなかった。それは伝統だからとかではなく、過去から未来に紡ぐことこそが重要だから。上手くは伝えられないけれど。そういうことなんだ。

人と人との縁ってのも同じだろう。縁はそこにあるものというよりは、紡いでいくもの、育んでいくものなんだと思う。

小さなきっかけを、ほんのささいな日常を、大切に生きることが、未来を創ることにつながるんだろうね。