先日とあるプログラムの削除を行おうとしたところ、どういうわけか「プログラムの追加と削除」がまったく表示できなくなってしまった。コントロールパネルより「プログラムの実行と削除」を実行すると、高負荷状態になってしまうのだ。具体的には、rundll32のプロセスがCPU利用率100%近くになっていて、これをタスクマネージャからkillしないと高負荷状態が解消しなかった。
たぶんレジストリか何かの問題だと思うのだが、Windowsクライアント系は個人的にはLinuxやUnixサーバ系インフラの障害対応より実は根が深い（というか面倒、そのくせ案件としては安価）と思うので、他の方法で試すことに。
そこで見つけたのが「Safarp」である。Free & Open Source Softwareとして開発されているアンインストールのためのツール。「プログラムの追加と削除」が表示できないのだったら、手を変えればアンインストールくらいできるだろう。これって手を変えただけで抜本的な解決になっていないが、自分のPCだし…どうでもいいや。
Safarp is a small and fast alternative to the Add or Remove Programs Control Panel applet of Windows 2000/XP. It displays a list of the installed programs and allows one to uninstall / repair them.
ということで使ってみたところ、Windowsの「プログラムの追加と削除」をはるかに凌ぐ軽快さで、もちろんインストール済みソフトウェアやパッチ類が瞬時に表示された。アンインストールの機能のほか、インストール済みソフトのリストをCSV/HTML/RTF形式で保存する機能まであるので、暇な人はクライアントPCのリソース管理なんかにも使えるかもしれない。
Windowsの「プログラムの追加と削除」の表示の遅さに嫌気がさしていた方は多いのではなかろうか。是非使ってみて欲しい（もちろん自己責任で）。
ちなみにSafarpは2005-08-08以降、新しいバージョンがリリースされていない。
[関連リンク]
◆Safarp Uninstall programs faster
◆“プログラムの追加と削除”より軽快に起動するアンインストーラー「Safarp」