ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン (2006/04/01)
売り上げランキング: 10086
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「フォレスト・ガンプ/一期一会」のトム・ハンクスとロバート・ゼメキス監督が再びコンビを組んだ人間ドラマ。飛行機事故で無人島に取り残された男の生還への孤独な戦いの姿を描く。映画の大半をトム・ハンクス一人で演じ、体重も25kgの減量に挑むなどの熱演を見せる。チャックはフェデックスに勤めるシステム・エンジニア。ある日、彼の乗った飛行機が太平洋上で墜落。奇跡的に一命は取り留めたものの、彼が流れ着いた先は誰もいない無人島だった……。
何が何でも生き延びるのだ…そんなトム・ハンクスの姿が心を打つ。自分自身を見失わないように、バレーボールを唯一の友とし相談事をしたり、漂着してきたフェデックスの荷物たちをちゃんと回収したりと、時にとても滑稽でもある彼の行動は、人が”必死に生きる”姿を十分に伝え、その世界に引き込む。
必死に生きることは、なにも格好悪いことじゃない。「止まない雨はない」なんていう言葉の通り、諦めず、もがき苦しみながらも生き抜けば、雨上がりはいつかやってくる。雨が止むのを静かに待っても良いし、傘を差し歩くのも良い。変えられない現実ももちろんあるが、どの方法を選ぶか、どの道を選ぶかといった選択権は、常に自分自身にあるのだ。
この映画の場合、彼は単に助けを待つのではなく、自らの判断で、自ら助かるべく荒波に打って出た。何としてでも生きる!!という強い意志が、荒波に打って出る恐怖心を超えたのだろう。その心意義には、大いに惹かれるものがあった。
