なにも考えないで観たら、まあ楽しめると思う。ただ、カタストロフィーをテーマにした映画の楽しみ方は主には3つあるんじゃないかな。
1つには、映像美(迫力含む)。1つには、なぜその破壊が起こるに至ったか・・の導入部分。そしてもう1つは、カタストロフィーに直面した人々がどのような対応をするのか・・・の展開/結末部分。
で、2012。1つめは90点くらい。映像は凄い。
2つめは、なんていうかちょっと素っ飛ばしてる。伝えきれていない。ここが導入の肝なのにもったいない。もう少し引っ張ればよかったのに。導入ミス。
3つめ。導入からの展開に無理があるし、なんだかどうでも良いくらいベタかつ長過ぎる。映像に頼り過ぎていて、人が映像のおまけみたいな。てかアメリカ以外の国を適当に描き過ぎでしょう。なめられてますねぇ。
そんなものだから、あまり余韻がない結末。そもそもこれ系の映画に余韻を求めるのが酷なのかもしれないけれど、同じカタストロフィーでも「渚にて」を見習って欲しいな、と。
あと日本人から見て全然日本人じゃない人が日本人役なのは突っ込み待ちなのかね。 もういいや別に。