レビュー:ライフ (51点)

Netflixで観た。

ライフ、なんていうタイトルの映画は死ぬほど多くありそうだけれど、SFホラー系映画のライフのことなのだ。ちなみにこれね。

この映画の特徴は、人類の中でも最もエリートたる存在である宇宙飛行士たちが、ありえないくらいお馬鹿さんなことと、日本出身の宇宙飛行士として真田広之が出演していることなのだ。それ以外の特徴?そんなものはない。

火星だかなんだかから採取したサンプルの石粒のから、人類が初めて生命を発見するところからこの作品は始まる。

地球外生命体との人類初の出会い。そんな地球外生命体は単細胞生物でネバネバしていてシュワシュワもしていて、最終的には凶暴なイカの化け物みたいな存在に変わる。

そんな化け物イカに一人づつ襲われて命を落とすという、実にどこかで観たことがあるような話の流れなんだけど、本作の特徴である宇宙飛行士たちの馬鹿さ加減は、そのイカの駆除対応で完全にヘマをやらかし続けるところにあるのだ。例えば非常に危険性が高いと思われる未知の生命体を、簡易的なラボで育てはじめちゃったり、成長して焼けなくなった化け物イカを無理矢理焼き殺そうとして反撃されて口から入り込まれるとか、まあそういうのだ。

地球外生命体による、人類への攻撃というインシデントの発生に対し、初動対応の失敗から始まり、次から次へと凡庸なミスを冒し続けて被害の局所化に失敗し、被害が拡大し続けるというのは、他にも何かに似てるよねーと思ったら、サイバー攻撃の発生に対して初動対応を失敗して、最終的には被害が甚大になる、というアレに共通する部分があるのだった。

なので本作はサイバーセキュリティ従事者に観て貰えばまあ楽しめる部分はあるかもしれないけれど、まあぶっちゃけ駄作です。イカが好きな人は観てね。