一人暮らしの身としては、家に帰ったら僕は「自由」になるわけです。毎日家に帰れば「自由」がやってくる。いや、僕は単にそう感じるのですが。
で、家にいて自由もなにもねーだろ、なんて声も聞こえてきそうなので自己フォローしてみますが、昼間仕事をしてですね、夜は家に帰りますよね。あの冷たい扉を開けるとですね、そこは狭くてホコリだらけで、ごちゃごちゃとモノが溢れ返っている、と。それが現実。
でも、例え世の中にとってはどうでもいいくだらないモノばかりで、このモノたちが世界を良い方向へ変えるわけじゃないとしても、核兵器廃絶、戦争放棄につながらないとしても、それこそ真摯な自らの目でよく見渡してみれば、それらは自分が欲しくて買い集めたモノたちが溢れる世界。まさに宝庫、エルドラド、楽園じゃありませんか。
そんな宝の中からですね、何を選んでも自由なのですよ。そして、それを使ってどのように過ごしたとしても自由なんです。
本を読んで過ごしても自由。
DVDを見て過ごしても自由。
ソファーで転寝しても自由。
仕事をしても自由。
そのまま外に出かけても自由。
これは、非常に素晴らしいことなんじゃないか、と。小学校の頃、毎学期末の最終登校日のあの感覚。家に帰ったら僕は自由だ。何をして過ごそう?というあのワクワク感。あれに似たものが、実はこんなに身近にあったなんて。
何気ない生活の中に、あの自由は潜んでいて、そして幸せは、自由を感じる心の中にあるんじゃないか。
そんな風に、昨日家に帰ったあとで1分間だけ思いました。もちろん、その後はサザエさん症候群ですよ(新学期が始まる前日の感覚ともいう)。