城攻め:鬼ノ城

日本100名城めぐり、90/100城目。ゆるーく続けているこの旅も、いよいよゴールが見えてきた感じであるが、残り10城は全て拠点からは遠方の城。まだしばらくかかりそう。

鬼ノ城は山奥の僻地にある岡山桃太郎空港から車で30分程度の距離にある山城である。古代山城に分類されるもので、発掘調査によれば築城されたのは7世紀頃、大和政権の時代であると推測されているが、どうやらはっきりとした確証はない模様である。現在は写真の「西門」が復元されている。

特徴は城壁。これは版築土塁と呼ばれるもので、土を建材として用いた「土塁」であるが、単なる土塁と違う点は、踏んだり突いたりして、固めている点。とても労力がかかるものだが、それがこの鬼ノ城では大規模に展開されている。

鬼ノ城の石塁、土塁による城壁は全長2.8キロに及ぶが、現在はハイキングコースのように外周を一周できるようになっている。所要時間は2.5時間ほどであり、今回は時間の関係で試さなかったが。

この城に関しては築城された年代が古過ぎるということと、私の好きな戦国期においてはその名が出てくることがないことから、正直あまり興味は持てなかった。

それよりも鬼ノ城ビジターセンターまでにたどり着くまでの道路が大変細く、1車線なのに双方通行となっていて、登る側も降る側もそれぞれが譲り合わないと通行できなかったのが一番印象に残ったこと。道路広げてほしいな。。

ちなみに遠景はこんな感じで大変美しい。展望台から撮影できます。

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