窃取と詐取はわかるが搾取はない

言葉の言いまつがい的な話で申し訳ないが、サイバーセキュリティというか情報セキュリティを語る上で「搾取」なる表現を使っている人ってなんなの、奴隷かなにか?

「窃取」と「詐取」はわかる。だが考えてもらいたい、情報を「搾取」する機会ってあるか?BTCのマイニングとか?あれは採掘なのでちょっと違う気が…いや、実は情報を搾取する機会を知らないのが私だけかもしれない…

ということで、搾取とか言ってる人には、これから「酪農家かよ!」と高尚な感じに突っ込んであげましょう。嫌われること間違いなし。

(追記)
こちらのエントリーへのアクセス数が多いため、引用にはなりますが、各用語に関して追記しておきます。

窃取:[名](スル) そっと盗み取ること。「店の金を窃取する」(デジタル大辞泉より引用)
詐取:[名](スル)  金品をだまし取ること。 「巧妙な手口で預金を-する」(デジタル大辞泉より引用)
搾取:[名](スル) 
①階級社会において、生産手段の所有者が生産手段をもたない直接生産者から、その労働の成果を無償で取得すること。資本主義社会では、資本家が労働者から剰余価値を取得する形で表れる。マルクス経済学の基本概念の一。 → 剰余価値 ②動物の乳や草木の汁などをしぼりとること。(大辞林 第三版より引用)

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