AAR:三国志13PK part.1 天才軍師・蔡和

自分ではそうするつもりでなかったのにそうなった、という話なのだが、このブログの人気記事の大半は「中途半端に書かれたAAR」や「クソゲー批判記事」なのだ。本来であれば、このブログには高尚に人生訓などを徒然なるままに羅列して、後世に民間の一個人(パンピー)の記録を残したかったんだけれど、僕が世の中に求められていることは、そういうものではないらしい。お前はとにかくゲームでもやってろ、ってことらしい。なのでゲームやって、ゲームの記事書いて、ドン引きしてもらうことに専念したいと思う。

さて、今回のお題は「三国志13PK」。三国志13はゲームとしてはまあまあだと思っているんだけれど、無印はとかくバグがひどかった。なにをやっても落ちる、画面が切り替わらない等々、バグを遊ぶゲームだと思ってた。そしてゲーム機能を追加するPK(パワーアップキット)がリリースされて、ゲームとしての面白さは上がったのだが、バグゲーなことには変わらない。何がムカつくっていい感じに進めている最中に落ちること。なのでやる気をなくしていたクソゲーいやバグゲーなのだが再プレイ。

ゲームとしては悪くないんだよ?音楽も素晴らしいし。

シナリオ:195年7月 小覇王勇躍

今回選んだこのシナリオ、PKオリジナルのシナリオっぽい。小覇王といえばご存知「孫策」様のことである。ちなみに小覇王=孫策のイメージがすぐにつく人の100%は、横山光輝の三国志を読んだ経験があるということが学術研究の結果として論文が書かれている。195年7月といえば呂布は曹操に攻め立てられ、劉備のもとに落ち延びている。劉備はといえば、陶謙から徐州を譲り受けたばかり。これから劉備たち義兄弟には様々なドラマが起こるのだが・・まあそんな時代背景。

天才軍師・蔡和

今回は天才軍師こと蔡和でプレイすることにした。蔡和?誰それ?ハハハそんな感じだろう。蔡和は三国志正史には登場せず、演義にのみ登場する武将なのだが説明が面倒くさいのでWikipediaから引用することにする。

劉表配下として登場する。後に曹操に仕えた。蔡瑁の命令で劉備を暗殺すべく襄陽の東門で嶮山への道筋を固める。建安13年(208年)の赤壁の戦い直前に従兄蔡瑁が処刑されると、曹操の傘下に入って蔡中と共にに偽りの投降をする。周瑜はこの投降を偽りと見抜いており、苦肉の策成就のため利用し、これを成功させる。いよいよ赤壁の戦いが開戦するとなった時、周瑜に引き出されて策略が露見していたのを知り、呉軍士気高揚のために斬首された。

なお、吉川英治の小説『三国志』と横山光輝の漫画『三国志』では、蔡中と共に蔡瑁の甥とされている。また、『演義』では、斬首後の血を軍旗に浸しただけであるが、横山『三国志』では、首級が祭壇に供えられるという末路になっている。

つまりお供え専用キャラクターとして認知されているようだ。天才軍師でもなんでもない。三国志13PKにおいても蔡和のパラメータは次のとおりである。

統率 39
武力 50
知力 1
政治 26
槍兵適正 C
騎兵適正 C
弓兵適正 B
性格 小心
義理 軽視
勇愛 重視
才愛 普通
物欲 強欲

以上のように、少しばかり弓兵適正が高いという以外に取り柄はなにもない。人物としても小心者であり義理を軽視し、強欲な奴ということでお友達にしたくないタイプである。が、勇愛は重視しているようで、ヒーローものが好きそうな一面もある。年齢は30才、独身。階級は8品官であり、下っ端中の下っ端。今は劉表の配下武将として江陵の地にて、細々と暮らしているようだ。

そんな知力1の蔡和が天下に号令する天才軍師になる日が来るとは、この時だれも思わなかった。
つづく

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