PC-9801「トキオ」がプロジェクトEGGで配信開始

D4エンタープライズは本日,PC向けレトロゲーム配信サービス・プロジェクトEGGにおいて「トキオ(PC-9801版)」の配信を開始した。「トキオ」は,アートディンクから1992年にリリースされた箱庭…
— 読み進める www.4gamer.net/games/008/G000896/20180406032/

これは嬉しいニュース。とうとう出ましたか!難しいけど名作だよねぇ。ARTDINKってあの頃全盛期だったよね。

「関ヶ原」はもとより、「天下御免」もプロジェクトEGGでリリースされております。久々にやってみてAARでも書こうかと思う。

レビュー:信長の野望 大志

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私はコーエーテクモHDの株主の一人でもあり、また信長シリーズ全作をプレイしてきた古参のユーザーの一人でもある。一言で言えばシブサワ・コウのファンなのだ。

光栄からコーエーテクモへ。コーエーテクモは上場企業として利益を追い求めるがゆえに、グローバル展開が難しい「提督の決断」「太閤立志伝」「蒼き狼と白き牝鹿」などのナンバリングタイトルを捨て、ドル箱の無双シリーズを除いては、シミュレーションゲームとしては信長の野望シリーズと三国志シリーズに注力してきたはずだ。

そして糞藝爪覧(くそげーつまらん)騒動に代表される、ナンバリングタイトルとしての三国志シリーズの没落。信長の野望シリーズは、利益追求をモットーとせざるを得ないこの会社においても、唯一の良心だと思っていた。

ゆえに1.5万のトレジャーボックスを買うくらい期待していたのだ。期待していたのだが…今作はクソゲーにほど近い出来、いや、クソゲーだ。

前置きが非常に長くなったが、本作が以下にクソゲーつまらんなのかについて記載する。

全般

今作の発表が行われる中で、PC版やコンシューマ機版以外にもスマホ版のリリースと展開が伝えられていたが、よもやスマホゲームが前提のものをPC版やコンシューマ機版で出してくるとは思えなかった。前作のようにPC版をベースとして画面転送の方式でスマホ版をリリースするものと思っていたが、完全にその推測とは真逆のものであった。ある意味イノベーションだし、ある意味詐欺じゃないかと思う。

UIもスマホライク、実行可能なコマンド類もスマホライクで超簡素化されていてほぼ何もできないに近いうえに、鬱陶しい作業系のみが残ったままで中途半端。最終的には内政、寡兵、評定等全ての操作を委任して外交と合戦だけを手動で行うゲームになる。前作までの良さは何も引き継がないで、ゼロベースでクソゲーを完成させたんだなという点は関心はする。

内政

前作までの箱庭要素ゼロ。商圏を広げるために進出するか投資するか、農業は開墾、土作り、種まき的な季節ごとコマンドがあるが基本はポチポチの作業系。単なる作業でしかなく、戦略性は要らないし、国を富ませて大きくしていく内政の醍醐味が全く感じられない。よほどの作業ゲー好き以外は、内政を委任して放置することになるのではないだろうか。

外交

他大名と親善して友好度を高め、同盟するか婚姻するか、従属させるか臣従するかのみ。他に物資の提供依頼があるが、旧三国志の頃に効果的だったおねだりではなく、家宝との交換を前提としている。つまり単なる物々交換でしかない。脅迫して金よこせとか、臣従先の親に金をせびる要素なし。

前作までにあったような、朝廷との親密度を高めるための朝廷工作も無い。一定以上の金を持っていれば、朝廷側から金をせびりにやってくる。そしてら金を渡せば、すんなり官位が貰える。これは朝廷の腐敗っぷりを描いたつもりなのだろうか。朝廷の存在を馬鹿にしているとしか思えない。

また、そもそも誰がどの官位についているかはどこにも記載がなく分からないし、家臣に官位を付与したり、朝廷が他大名との間に立って休戦工作をすることもない。朝廷の権威の没落を描いたつもりなのか。いや違うだろう。これは、スマホゲーマー向け簡素化クソ仕様万歳なのだ。

人事

忠誠度のパラメータはあるが、低くても出奔したり裏切られることもないし、大名が良い茶器を持っているだけで忠誠度が高まるという意味不明な仕様がある。家臣に茶器を見せびらかして忠誠心が高まるのであれば、松永久秀は戦国時代最強のカリスマであるし、今井宗久や千利休なんて大名クラスの家臣を抱えられることになるだろう。歴史シミュレーションゲームとは一体なんだったのか。

また、他大名を滅ぼしたあとで、その大名や家臣たちも基本的に忠誠度が高い状態で家臣化する。恨みとかないみたい。また正室に加え側室を持てるようになってるが、そもそも側室を持てるのは大名だけっぽいし、側室を持つことにより何かが変わるわけでもなさそう。

あと家宝は商人から買えない。彼らが稀に献上してくるのを待つか、家宝を持つものを殺して奪うか、家臣にして家宝を巻き上げるしかない。茶器以外の武具類の家宝による能力値の向上は、属人化している。つまり松風ならば前田慶次が持たないと意味がない。松風があるか知らんけど。

城関係

築城はできるが、政策面におけるメリットが殆どなにもない。また農民も流民も集まりにくいので、軍事拠点としても微妙でしかない。改修は城の防御力を高めるのみで、前作にあった石垣や門、曲輪などの城まわりの増築要素は何もない。

調略

そんなコマンドは存在すらしないので、他大名の家臣と密談して引き抜いたりすることはできない。ゆえに木下藤吉郎が竹中半兵衛を調略することはできないので、攻め落として家臣に加えるしかないのだ。

その他謀略系のコマンドもないので、松永久秀プレイも捗らないと思う。

合戦

最初だけ面白く感じたが、目新しい要素は何も無かった。何度も何度も同じような合戦の繰り返しとなると苦痛でしかないので委任したくなるが、委任はできない。

合戦の場所により、その場所に入ることができる兵数に制限が設けられており、圧倒的物量で押し寄せてもその兵数制限の中で戦うハメになる。そして負けると圧倒的物量は霧散する。たくさんの兵を持つ意味が何も無い。物量ゴリ押しプレイができないので、天下統一までの道のりは長い。

そして兵糧の消費量が半端なく多いのと、合戦を長引かせると民の忠誠心が下がりまくるので、こまめに講和しつつ、講和期間が明けたらまた攻める、を繰り返して相手大名を滅ぼさなければならない。これがまた実に面倒くさい。

幕府

そんなものは存在しないような。奥州探題とか関東管領とか田舎侍が名乗りをあげているのを見たことがあるが、それだけでしかない。そもそも誰がどのような幕府の要職についているかを一覧で見る機能はない。

大志

本作の売り要素は「大志」という、各大名の志によるAIの違いだったはずだが、志を感じたこともなければ、志によるドラマチック展開も見たことなない。

HEROZとの資本業務提携は何だったのかな。

総括

シミュレーション要素がほぼ欠如しており、歴史シミュレーションゲームとは言えなくなってしまった。そしてキャラクターゲームでもない。また、ゲームとしての機能もその豊富さが大幅に削ぎ落とされ、スマホゲーマー向けのポチポチ作業ゲーに成り果てた。

また、今後リリースされるであろうPK(Power UP Kit)で通常機能を拡充するという従来のPK商法方式なのかもしれないが、この作業系スマホゲームシステムが基本システムであるならば、PKによってゲーム性が大幅に高まることは期待できない。

以上のように、現段階における今作の評価は「圧倒的に不評」だ。クソゲーつまらん、ということ。以上。

AAR:銀河英雄伝説IV EX Part.2 イゼルローン攻略

前回、イゼルローンの攻略を俺っちだけでやらせてよ!って提案したら却下されたと思ってたんだけど、実際にはその作戦の提案は通っていて、出撃艦隊にもアサインされちゃってたんだよね。

まあ思うツボなんだが、1艦隊で果たしてあのイゼルローンを攻略できるのか!?


一個艦隊と扱われてますが、半個ですからね我が艦隊は

UC796.5.16 イゼルローン攻略開始

そして出撃より1ヵ月後、我が艦隊はイゼルローン回廊に到着。攻略を開始した。

イゼルローン要塞といえば、ご存知トゥールハンマーだ。主砲出力は10,000となっている。またイゼルローン要塞の防衛力は55,000。これはどのくらいの大きさかというと、同盟の一般的な星の防衛力が1,500程度。ぶっちゃけ正面から突っ込んでもトゥールハンマーの餌食になるだけだし、55,000も削るのは無理でしょう。帝国艦隊の所在の有無もわからない。

まずは通信妨害を行い、艦隊のステルス化を行いつつ、イゼルローン要塞に接近する。そして無事にステルス状態でイゼルローン要塞にぴったりくっついた我が第13艦隊。

そしてワルター・フォン・シェーンコップ大佐による白兵戦を実行!つまりこのゲームで言うところの軍事工作ポイントを使用した「占領」コマンドである。このコマンドは非常に強力で、先方の防衛力など無視して一撃必殺で占領が行えるチートコマンド。ゆえに難なく、我が軍側では一滴の血を流すことなく、イゼルローン要塞を占領するに至った。

だがその直後、ゼークト大将率いる帝国軍第6艦隊が突如として出現。艦隊幕僚にはオーベルシュタインの姿も。イゼルローンに駐留していた艦隊なのかしら。ゼークト艦隊は無謀にもイゼルローン奪還を試みて強制揚陸を行うが、1回の揚陸チャレンジあたりで3,000艦隊程度を失う。また、イゼルローンの防空システムにより徐々にその数を削られていく。

乱戦の中、一度はイゼルローンから放たれたトゥールハンマーに自艦隊も巻き添えになり1000艦隊ほど失うが、敵の損失のほうが甚大であり、ヤン艦隊による敵旗艦への集中砲火の結果、最終的には無事勝利したのであった。

UC796.5.16 イゼルローン占領後の政策

イゼルローン攻略完了後、提案工作を行い、イゼルローンへの艦隊駐留を具申する。

最高評議会のバックアップの中の提案であり、この意見は100%通るのだ。「だがこの件は忘れん」とか嫌味は言われちゃったけどね。俺の手柄なんだからいいじゃんね。さあ、この後はどうしましょう。
(つづく)

 

AAR:銀河英雄伝説IV EX Part.1 第13艦隊誕生

銀河英雄伝説シリーズのゲームは多々あれど、名作と呼べるのはIVくらいかなと思っておりまして。そのIVを遊んだのは彼此20年以上前の話で、MSX版でした。本日秋葉原某所でそのIVのWin版を発掘してまいりましたので、これからAARなど残してみたいと考えている次第です。ちなみに購入したのは廉価版なんですが、廉価版でさえプレミアついてます。イザ、尋常に勝負。

UC796.5 第13艦隊誕生 ~第7次イゼルローン攻防戦(シナリオ3)

選択したのはシナリオ3。単純にですが、操作系をいっさい忘れていますので、初心者気分でヤン提督でがんばっていこうじゃないかと。そうなるとシナリオ3以降からのスタートになるんです。選択できるシナリオは以下スクショの通り。

さあ、帝国をとっちめてやる。ヤン提督のご尊顔と能力値はこんな感じで、さすがエル・ファシルの英雄というべきか、統率は100なんです。アスターテ会戦後のこのシナリオ、アスターテでの残存兵と新兵を加え、新たに第13艦隊の初代司令官として任命されたばかりであり、身分は少将。

第13艦隊の状況。部隊数は4であり、半個艦隊であることが再現されている。艦隊幕僚は兆優秀な面々ばかりで、ヤン提督の能力値の弱点である「運営」についてはパトリチェフ、フレデリカがカバーしている感じ。

初期の勢力分布はこちら。

とりあえず第13艦隊オンリーで構わないからイゼルローン攻めようぜ!と思いつき、軍事作戦を提案してみたものの・・・シトレ元帥にバッサリと。少将ごときの提案を受け入れてくれるはずが無く、あっさり断られて意気消沈なヤン提督。

誰かが軍事作戦を立案してくれるまで、なにもせずにボーっとしてますよ。
(つづく)

AAR:信長の野望 天翔記「真田で果たすぜ信玄公の夢」vol.2(終幕)

武田信玄3

前回までのあらすじ。上杉攻略のために柴田勝家を騙して盟約を結んだ昌幸様。後顧の憂いを断ち、狙うは越後上杉領の奪取。

1583年冬 昌幸、武神と化す

天翔記の魅力のひとつは武将が成長するところ。戦争を何度も繰り返していればおのずと武力100超えになってくるんだけれど、真田家当主の昌幸殿も気がついたら101になってた。

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史実、真田家では誰よりも有能だったに違いない真田パパ幸のご尊顔

この1583年の冬に、怒涛の攻めで越後国の琵琶島城坂戸城与坂城を落城させる。というか琵琶島城以外はもぬけの殻で、兵力0だったのでね。別に要らないけれど直江兼継もゲッツ。なお一緒にこき使われて戦い続けている幸村(ポテンシャル高)は侍大将→家老→宿老に。これからもさらにこき使われてください。

1584年春 真田家の姫、姫武将となる

いきなり娘の光姫が生まれたとおもったら何をおもったか「あたし武将になりたい」とかいうので姫武将にしてみた。なんだその公家眉毛はって感じの、あまりかわいくはない娘なので、輿入れするのではなく戦場で血みどろになりながらがんばってください。でも魅力は高いので、きっと性格の良い娘に違いないです。知らんけど。

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適正はありそうだけれど育てるのに時間かかりますね

この春には佐渡国雑太城を制圧し、佐渡金山を手に入れた。戦は毎シーズン毎だが、金収支はますます増えるばかりであり、徴兵するのも困らなくなってきた。なお雑太城は現在は寺院になっているようですゾ。

1585年夏 明智家が滅亡、羽柴家が勢力を伸ばす

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どうやら秀吉は朝廷に関白として認められたようだ。あんなサルがね。そして彼はあわせて猛攻を続けており、とうとう明智光秀を討ち果たすことに成功した模様。信長公のかたきを史実どおりに果たしたのは、サル。

所領の数をみれば秀吉29、真田11。このままいくと皆さんすべて羽柴家に飲まれてしまいますねぇ。どうするかな・・・。なんて考えていたところで、秀吉からサル酒ならぬ盟約を交わしたい旨の連絡があり、とりあえず承諾。長いものには巻かれろ。

一方、真田家の動向はといえば、越後から上杉家を追いやることに成功し、越後を平定した。残りの上杉領は上野国の2城のみ。盛者必衰とはこのことですな。謙信公が悲しみますな。

このあたりからしきりに最上義光が盟約を結んでくれと懇願してきたので、結んであげる。この後の奥羽平定には、少し彼の力を借りることにするのだ。

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30円握り締めて盟約をせまる義光さん

1585年冬 真田、上杉領奪取に成功す

この冬、上野の2城の攻略を持って越後、上野の旧上杉領の奪取に成功した。六文銭の旗が、上杉領だったすべての城に翻っている。謙信がいればこんなことにならなかっただろうにねー。彼の息子はたいしたことがない奴でした。

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そして

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所領の数だけでいえば14で、とうとう北条氏を抜いて全国トップ5に入ることが出来た。秀吉だけ所領29なんていう史実展開しはじめているのが気になりますけれどね。全国のザコ大名の諸君、私が奥羽に巡業に回っている間、あのサルめをなんとか足止めして置いてくださいね。よろしくたのんだ。

で、ここまで書いておいてなんですが

あれですね、ここからはたぶん消化試合になって天下統一まで楽に行けるんですよ。経験則ですけれど。

そしてこの頃の信長の野望って、今あらためてやってみるとAIがそんなに賢くないですね(中級だからかもしれないけれど)。兵力を集中させて、戦力をあきらかに向けているのに防衛を強化しようともしてこないし、金をたくさんもっている大名でも滅多やたらと使わずに兵力増強とかしなみたいだし。その金はなんのために貯め込んでいるんだ?といいたいですし。

また、信長シリーズではお馴染みでもあるのですが、ある程度のパターンに嵌ったら天下統一がみえてくるので、ここから先はAARとしてもドラマチックでもなんでもなくて面白くないだろうなと。

なので、AARはここで終わりにしますw

但し改めて天翔記やってみて思うことは、武将の育成と戦が実に面白いですね。特に戦は大名同士や対特定の城といった1:1の戦ではなく、複数の城、大名を巻き込んでの戦ですから、対外政略の手腕やら戦略性というものが少しは必要になってくるわけです。つまりシステムとしてはシリーズの中でも特に面白いので、AIがもっと賢ければもっと楽しめるゲームになるでしょうね。HD versionでそのあたりが改善されているといいのだけれど、どうなんだろう。

じゃあの

AAR:信長の野望 天翔記「真田で果たすぜ信玄公の夢」vol.1

六文銭

信長シリーズは初代の17カ国版を含めて全作やったはずなんだけれど、覚えている作品があまり多くはない。たぶん覚えていないということは、繰り返し遊ばずにクリアしたら放置だからに違いない。

そういう意味では天翔記はゲームシステム諸々をだいたい覚えているので、名作だったんだなあと。そしてその天翔記が今年の11月にHD versionとしてリリースされるようなので、あらためてやり直してみることにした。for Win95とか書いてあるけれど、Windows 7 64bit環境でもなんとか動くのよね。ちゃんとフルカラー表示で動かしたい方、こちらのサイトに素晴らしいツールがありますのでオススメします。あと画面解像度を1024×768に変更できる神パッチもオススメです。(もちろんご利用は自己責任で・・)

来年の大河ドラマにあわせて、1582年の本能寺の変シナリオの真田さん@戸石城でやってみますよ。ゲームレベルは中級を選択。なお戸石城は天正11年(1583年)に尼ヶ淵に上田城が築かれるまでの真田氏の本城だったと考えられているそうな。

1582年春 戦国稀代の謀将こと真田昌幸、明日から本気出す

まず明日から本気を出すことにしたんだが、この状況どうしよう。俺、昔どんな感じで遊んでたっけ。ぜんぜん覚えてない。

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オレッチ1城だけ、大名としてはかなり絶望的な状況なのですぐ終わるかも

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800×600って画面こんなに小さかったっけ・・お隣の武田勝頼とは当然の同盟関係です

武田と戦う必要がないので、もちろん当面の敵は上杉かなと。ただし勝頼も織田家を前にして風前の灯。北畠信雄(信長の息子のノビー)の軍団に睨まれている状態。内政やっている暇ないですねこれは。真田家に領土的野心とか無さそうなものですけれど、この状況下では攻めずにはいられない!とりあえず編成と訓練を実施し俺のターン終了。

と思ったら、いきなり勝頼がね、上杉と同盟結びやがりんの・・・ああ、どうするのよ・・

1582年夏 本能寺の変

起こるべくして本能寺の変が起こり・・

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是非に及ばず

信忠も二条城にて死亡。かくして織田家家臣団は明智・羽柴・柴田・織田信雄(北畠→織田)・織田信孝に分裂。しばらくそのまま争っていてください。とりあえず軍備増強を続ける。

1582年秋・冬 海津城、春日山城を強引に攻略

というか海津城と春日山城しか落とせなかった。その他の城はあと一歩のところで時間切れ。当然ながら勝頼は援軍を出してはくれず、不戦を貫いている。春日山城を落とせたことは戦略的な価値として大きく。上杉景勝の魚津城への孤立化に成功した。これで城は3城。

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戦況はこんな感じ。内政?知らんぞな

1583年春 秀吉打倒を餌に柴田家と同盟する

上杉家の反対側の北ノ庄城には柴田勝家がいる。魚津城の上杉打倒には彼らの協力が必要だ!ということで友好度を高める活動を行うが「そんなことより秀吉対策を」と無視されてしまう。ならば秀吉打倒!きゃつを我々の共通敵にしようではありませんかッ!という交渉を何度も行い、友好度を80まで攻城させた上で同盟交渉を実施し、同盟を締結することができた。実際には僕らは秀吉さんなんてどうでもいいんだけどね。

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すっかりだまされる旧織田家きっての武闘派、勝家さま

時間的にアレなので今回はこのへんで。

AAR:クルセイダーキングス2 「カナナイン家の野望」アイルランド王テマン1世(2代)

Castell Conwy

前回からの続編です。

1113年6月 テマン1世、家督を相続す

ほぼ無名のカナナイン家。一代にしてアイルランドの片田舎の伯爵の地位から、アイルランド全土を統一し、アイルランド王国の創設までの偉業を達成したのがパパ、ライドル1世。そのパパから引き継いだのがテマン1世。

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能力値はというとパパそっくりで外交手腕に富んでいる。その他の能力はアレゲだが、学習値は高い。欠点は冷笑的で大食いといったところ。痩せろよ。

1113年8月 弟フレスベルタフが王位を継承できなかったことにブチ切れる

弟が姪を巻き込んで王位を譲れと迫ってきた。姪は早世した前国王の長男の娘であり、ラインスター公爵でもある。うーん、やっかいだぞこれは。

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だが断る。脅迫には屈せぬぞ!そうしたら案の定、こうなった。

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飛んで火にいる夏の虫だ!夏だし。弟だかなんだか知らんが、傭兵も雇って、ぶっ潰してやるぜヒャッハー。

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そして我々は半年ほどかけてすべての野戦で勝利し、弟と姪は牢獄に投獄された。裏切り者たちからはそれぞれ公爵と伯爵の称号を剥奪する。家臣たちも「裏切り者だからね、あいつら」ということで誰も反対はしなかった。

1120年10月 ウェールズに侵攻

家臣がウェールズにあるグゥイネス王国に侵攻していたのだけれど、私のほうでも大義名分を使って信仰を開始。これで勝手も自分の領地にはならず、家臣の領地になるのだが、まあいいか。ただちょっと信用できない家臣なのが心配な点。

1121年9月 アイルランド王テマン1世、息子に暗殺される(享年50歳、在位8年)

まさにウェールズに侵攻中の夜に、その事件は起こった。最初はベッドから変な音が聞こえてくるから、明日にでも職人に見てもらおう・・・なんて話だったのに。

寝込みに毒蛇、家督を継げない次男の妬みによる犯行。ギャー、そしてわたしは死んだ。

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死因=毒蛇にかまれたことにより全身に毒が回ってうんたらかんたらです。ってマジっすかーーー突然すぎるよーーー。まだ!なにも!実現できていないのにッ!もう少し抵抗するとか、そういうことできなかったの?外交能力高いんだから毒蛇と交渉するとかさ!

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そして王位は長男のテマン2世が継ぐことになった。暗殺したのが誰だかは完全に分かっているし、継承後にまた内紛が起こることは簡単に予想できるポ・・・。それにしても偉大だった前王ライドリ1世に比べたら、このテマン1世は何の業績も果たさずに、ただただ偉大だった前王死去後の国内の不安定さに翻弄されていただけだ。なんだかかわいそう。

次号はカナナイン家3代目となるテマン2世。波乱万丈な家督相続。ふるえて待て!

AAR:クルセイダーキングス2 「カナナイン家の野望」ウルステル王ライドリ1世(初代)

Paradoxゲー好きとしては日本語版はサイバーフロントさんに頼るしかなかったんだけれど、サイバーフロントはちょっと前に会社が無くなってしまいましたねぇ。。Steamで英語版でがんばっていますけれど、普段まったく使わない単語ばかり覚えていく日々。

ということでクルセイダーキングス2のAARです。時は1066年、ノルマン・コンクエストによりノルマン朝が興った時代からスタート。このゲームのタイトルにもなっている十字軍の第1回目の遠征が1096年~1099年とのことですので、実にその30年前からスタートです。それにしても十字軍というやつは本当に評判が非常に悪く、残虐残忍極悪非道の限りを・・・おっと口を滑らしたようだ。

ということで初心者はアイルランド王目指してがんばれってのがセオリーなので、カナナイン家のティアコネル伯ライドリさんを選択。選んだ理由は髭と紋章がダサいから。性格は気まぐれで強欲な34歳。さあがんばりましょう。

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ライドリさんご尊顔、10歳の息子が一人いるが妻がいないっておい

1066年10月 ティアコネル伯ライドリ、結婚す

そりゃしますよ結婚とか。息子いるしね。かわいそうだし。で、相手を誰にするかってやつなんだが、アイルランド界隈にはろくな女がいなかったので、隣国イングランドよりイングランド王の縁者であるマーガレトにはるばる田舎まで嫁いでもらった。

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きっとお嬢様だったに違いないマーガレットならるマーガレト・エドワードドフトル

彼女はウェセックス家の一員で、祖父がイングランド王エドムンド2世。どうみても玉の輿です。なかなかの美人。正直者で勤勉な聖職者にして冷笑的なお嬢様。そして自分への評価は-6ということで、すでに嫌われている。しかし、よく許してくれたね現イングランド王は・・・。

1074年1月 税制改革を行う

あれから隣国への要求権の捏造をずっと行っているが成果なし。そしてどうも金がない。金がないので設備も増やせない。城の防御力も低いままだし、兵をかき集めるための設備も足りない。隣国に比べればほんのわずかに兵力が勝っているが、果たしてこれで戦して勝てるんだろうか?もっと金持ちから金を巻き上げたほうがよくね?ということで「封建税:なし」から「封建税:小」に変更じゃ。ぶーぶー不満をたれる家臣たち。すまぬ、これも国のためなのよ!

が、ほとんど収入は増えなかった。金がないところから金は得られぬという教訓。

1079年3月 ティアコネル伯ライドリ、病に倒れる

何もない日常を楽しんでいたバカ殿。症状としては風邪っぽいけれど、ひょっとしたら・・・。

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「いっそ死なせて!」とか言ってるけれどさ、まあすでに4男1女という大家族になっているので、パパがいつ死んでもみんなで力を合わせてやっていけるけれどね!じゃあの。

と思ったら同年10月に回復。風邪、長引いたね。。

1080年12月 大人の事情でティロン州に対する要求件を得る

大人の事情、つまり捏造でお隣のティロン州の要求件を得る。14年越しの地道な脅迫やら詐欺やらの活動の成果である。

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ふはははは!行使せよ!そして戦の準備じゃ!

1081年1月 ティロンを攻略

捏造した要求件を行使して、ティロン州を治めるファルガイルグ家ティロン伯爵アートに宣戦を布告。お前の土地をよこせ。同時に同盟国となっているイングランド王に参戦を促してみるものの、あっさりお断りされる。使えねえな・・。下記は群集の見守る中で行軍する我が軍。

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戦力僅差だった結果、このあとでやヴぁくなったので傭兵を雇ってなんとかしのいだのは秘密。野戦で1022人を一人残らずぶっ殺し、攻城戦を開始。

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10月になり力攻めで陥落。そう、とうとう新たな領土を手に入れたのだ!卑劣な手で。

1085年6月 オリエルを攻略

兵力回復までに時間がかかってしまったが、いつものごとく捏造した要求権を用いてお隣の州、オリエルの攻略を開始。ちょうど疫病っぽいなにかで兵力が減っていたところになだれこむと、野戦は一瞬で片付き、攻城戦に突入。12歳の女城主は奮闘するも、翌1086年5月に陥落。

ふははは、これで3つめの領土じゃ!

1086年6月 ウルステル公爵の称号を創設し、ウルステル王となる

オリエル、ティロン、ティアコネルの3つの領土を持ったことにより、ウルステル公爵の称号を創設することができるようになった。お金が152ほどかかるが、もちろん創設する。

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野心に目覚めて苦節20年、晴れてド田舎の伯爵だったライドル(54歳)は王を称することができるようになった!その後1088年7月には、慣習的領有権を主張して、アルスター(ウルステル)に侵攻、陥落させた。

1099年9月 コナクトを攻略し、コナクト公爵領の称号を創設

これでウルステル公でありコナクト公でもあるライドリ1世の誕生である。なお旧コナクト公は戦場にて討ち死に。いやー王の中の王だね!ごっつぁんです。

1105年4月 アイルランド王国を創設

アイルランドの北側半分を手中に収めたわが国は、とうとうアイルランド王国を創設することが出来るようになった。黄金246と200の信仰心を払い、アイルランド王を僭称・・いや正式に名乗ることができるようになったのだ!ばんざーい。

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王冠まで被ってご満悦のアイルランド王ライドリ1世、能力値は低いが王としての威厳が少しは感じられるようになったし紋章もかっこよくなった(前よりは)

1110年5月 イングランド王の破門の解除を法王に要請

なぜか破門されていたイングランド王の破門の解除をローマ法王に要請し、受け入れてもらった。イングランド王国は我がアイルランド王国にとって非常に重要な盟友だからね。

1110年5月 ラインスター公爵領を創設

誤訳が結構多いんだなこれが。レンスターなんだかラインスターなんだかに統一してほしいが、アイルランド国王となってからは臣従提案の外交方針で独立している伯爵たちを臣下に治め、領土を拡大している。これによりダブリンとレンスターとオッソリーを支配地としたため、ラインスター公爵領を創設するに至った。またこれにあわせて王位第一継承者である我が息子、アートに対し、ラインスター公爵を授与。特に意味はないが、がんばれ我が息子よ。

1110年12月 マンスター王国に宣戦布告

さて、アイルランド統一に際して残すは南のマンスター王国だけなのだが、この国の王であるウィリアム1世はなかなかの野心家のようで、私たちからの臣従提案に屈服するつもりは毛頭ないようだ。

よろしい、ならば戦争だ。

ただし一点だけ気になることがある。 田舎侍からアイルランド国王まで登り詰めたライドリくんも御歳78歳。この時代にしたら長生き過ぎるくらいで、部下たちからは現世神とまで呼ばれ始めている。てかヨボヨボだろう。馬乗れるのか?戦のさなかで死ぬんじゃないか?まあいいか。

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直属兵、家臣を続々あつめて8000強の軍団となる

戦のさなか、長男のラインスター公爵アート1世が自然死して、その娘に公爵を引き継いだようだが気にしない。親より早く死ぬなんてね・・・。我が軍の勢いは圧倒的であり、トモンドは数ヶ月で陥落。

1112年9月 アイルランド全土を統一

マンスター王はどうやらなんらかの原因で死んだようで、その子供であるコンホパル2世(15歳)が継いでいた。この子は野心家ではないらしく、臣従の提案に対してあっさり「いいよ」と言ってくれた。

かくしてアイルランド全土を統一。田舎の伯爵だったライドルが80歳の老齢までがんばって一代で築いたこの領土、さあ、子孫たちは守ることが出来るのか?どうなのよー

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隣国イングランド王国とはうまくやっていくつもり

1113年2月 国主の権威を強化

家臣たちには完全なる自治権を提供していたのだが、オレサマ、アイルランド国王だし、もう少し威張ってもいいんじゃね?と思ったので権威を強化することにした。若干の反発があったようだが、賛成票多数(ほぼオレサマの票)にて可決。国主の権威は「最低」から「低」へ。まだまだ弱い。

1113年6月3日 アイルランド国王ライドル1世、81歳にて死亡

死因は四肢切断によるものらしい。実は先日、狩にでかけて熊と対峙したときに、オレッチだったらこんなのラクショーラクショーって言いながら突撃して手足を欠損していたのだ。死因の四肢切断ってのはこの後遺症で手足の壊死が発生したものなんだとおもう。81歳という大往生だが壮絶なる死。

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一代にしてアイルランド王国を建国したその業績は、後世に語り継がれるに違いない。王位は次男のテマン1世(42歳)に引き継がれた。髭のある、これまた威風堂々としたご尊顔である。

AAR:Winning Post 8

ウイポ8のAARですよ。

  • 史実のレース結果を反映されるのもつまらないのでモードBを。難易度はNORMAL。
  • 冠名はちょっとむかつく感じで「オレサマ」。牧場名は「オレサマ牧場」。ダセェ。
  • いつか冠名「オレサマ」でのサイアーラインを作ることが夢。

出だしから独身か身を固めたいかと聞かれ、後者を選ぶと25歳と35歳の牧場長(女性)を紹介される。しかも結婚相手としてね・・そりゃもう25歳の栗原ちゃんのほうをがっちり選択。その後、セリにて幼駒を1頭購入。キタノカチドキ×トラストサンディーの仔。続いて先輩馬主の織月ちゃんが馬を譲ってくれるとのこと。トウショウペガサスを1.73億円で購入。これで序盤は稼げますな。

1982年2月1週
「あなた、子供ができたみたい。生まれるのは10月第一週よ」とか嫁(前述の栗原ちゃん25歳)に言われる。なんかその言い方はちょっとどうなの。馬の出産みたいじゃない?

1982年3月1週
唐突に建設コマンドが使えるようになる。だからね、牧場にね、いろんなものを建設できるんだよ。お金があれば。工事期間が結構かかるので、早めに作ったほうが良いかなとも思わなくもないが、作らぬ。

1982年8月1週
幼駒セールでサクラユタカオーを6億円で競り落としてみる。高い・・高いよ・・・。その後幼駒の中からグレートローマンとトーアファルコン、ホッカイペガサスをそれぞれ庭先取引にて赤札で購入。だって、攻略サイトにそう書いてあったから、稼げそうだからという腑抜けた理由です、ええ。

1982年10月1週
こんにちは赤ちゃん。当家に女児が生まれる。

1982年10月4週
距離適正のあっていないレースに当てられていたために、ぜんぜん調子の悪かったトウショウペガサスがスワンSに勝利(8戦3勝)。実はこれが所持馬の初勝利。しかも日本レコードだって。おめでとう。次戦はマイルCS。

1983年5月1週
トウショウペガサスは距離適正1400~1800と短距離~マイル路線まっしぐら。阪神C、東京新聞杯、中山記念、ダービー卿CT、マイラーズCと勝ち進んでいて稼ぎ頭。安田記念勝てるかな?

とりあえずこんなところで。

Baba YetuをiTunes Storeで購入した

Baba Yetuって曲を知っている人、どのくらいいるのかな。昨日iTunes Storeで改めて購入したんだけど。

Baba YetuはPCシミュレーションゲー好きな人であればおそらくCiv4(シヴィライゼーション4)のことを知らない人はいると思うんだけど、Civ4の主題歌として使われている、非常にインパクトのあるあの名曲のことです。

この曲はゲーム史上初・業界初のグラミー賞も受賞している曲で、こちらのブログいわく、スワヒリ語で「われらの父」という意味らしい。キリスト教にちなんだ曲みたいなんだ。

僕の印象はどうしてもゲームそのものの影響が拭えていないかもしれないけれど、雄大にして荘厳。非常に大きくて広いというイメージ。まさしく悠久の流れをくむ人類の歴史そのものをあらわしているような、とにかく懐の深い曲で、感動的。

Civ4というゲームも当然素晴らしかったけれど、オープニングからして本当に素晴らしかったのですよ。